カルペソールも発足から7か月が経過し、試合の機会も増えてきましたので、サッカーシューズの選び方についてご参考までに書きたいと思います。
サッカーシューズと一言で言っても色々な種類がありますが下記の3点についてご説明いたします。
①スパイク ②トレーニングシューズ ③インドア用フットサルシューズ
保護者の皆様、使用する場所や使用する選手の年代を考慮し、適したシューズを選んであげてください。
①スパイク
固定式と取換式がありますが、ジュニアは取換式(ソール部分のスタッドが脱着できるもの)は使用できません。スパイクを購入される場合は、必ず固定式のものを選んでください。
一般的にスタッドの数は12個前後ついており、ポイントの数が少ないものの方が足に負担が大きいと言われています。また最近はジュニア用のスパイクでスタッドの数が通常よりも多いものやソールの材質が柔らかいものも市販されております。
スパイクは、天然芝のグラウンドや柔らかい土のグラウンド(天候不良時も含め)での使用が適しています。
固い土のグラウンドや人工芝のピッチで使用すると足への負担が大きく、怪我に繋がりやすいので、特に筋力や骨の成長が未成熟な低学年の選手が無理に使用すると体への負担は大きいと言えます。
・土のグランドで使用した場合 (体重30キロの場合)
・スパイクシューズ 2.3kg/cm^2
・トレーニングシューズ 0.5kg/cm^2
②トレーニングシューズ
略して”トレシュー”と呼ばれているものです。トレーニングシューズという名前ですが、試合にも出場できます。
シューズの靴底がゴム系の素材で出来ており、土のグランド・人工芝のグランドにおいて多くの場合に使用します。
天然芝のグラウンドや、柔らかい土のグラウンドでは滑ります。
屋外で使用するものは①・②の2つとなります。
現在、カルペソールが練習で使用している会場では、トレーニングシューズが適しているのではないかと思います。
低学年時はトレーニングシューズを主に使用し、高学年になった際に、試合の際にトレーニングシューズとスパイクの両方を持参し、会場のピッチ状態によって使用するシューズを選択するのが良いのではないかと思います。
③インドア用フットサルシューズ
室内の活動時に使用いたします。
ソール部分がフラットで飴色のものを使用してください。
体育館ではシューズ裏の色が床に付着することを防止するために、「シューズ裏は飴色または白のみ」という体育館がほとんどです。色付であってもノンマーキングであれば問題無いという体育館や大会もありますが、全てで統一はされていないようですのでご注意下さい
人工芝用のシューズを間違ってインドア用に使用する方がいますが、上記の理由により使用できませんので飴色のものをご用意ください。
それぞれのシューズの特徴について記載しましたが、サイズ選びも重要です。
サイズがあっていないシューズを履くことなどによって、足首やひざに負担がかかってしまう場合があります。
購入の際は、ストッキングを着用した状態でシューズを履いて、靴ひもをしっかりと結びサッカーシューズの中で遊びがないかを確認してください。
かかとをピッタリとあわせて、つま先の部分が少し余るぐらいが丁度良いサイズになります。
今後の成長などを考えて、ワンサイズ大きいサイズを選ぶというのは避けましょう。
また、適したシューズも選手の使用方法が悪いと台無しです。
かかと部分はバランスを保つうえで大変重要です。絶対にかかとを踏んだりしないようにしましょう。カルペソールでは練習前に靴の履き方も指導しております。
靴を履くときや脱ぐときは、横着せず必ず紐を緩めてから行いましょう。
練習の前後の準備が良いプレーに繋がる一因です。
用具選びについてご不明な点がございましたら指導者までお問い合わせください。
カルペソール湘南 鈴木 誠